定年退職後に、それまでやっていた仕事の喪失感で悩む人が多いようです。今まで長い間がんばってきた事。それがなくなりポッカリあいた穴。その喪失感。
今までがんばってきた分だけ深く大きな穴になっているわけで、それを急に埋めるなんて難しいですよね。今日は定年退職をしてポッカリ穴があいているあなたの悩みが少しでも軽くなるように、元気になれる方法についてどんぐり仙人に聞いてみることにしました。
『定年退職』についての俳句
どんぐり仙人
抜け殻は、セミを守っていましたが、お役を終える訳ではありません。抜け殻には次の仕事があります。
ぐりちゃん
どんぐり仙人
どんぐり仙人
セミの抜け殻は、漢方薬になります。抜け殻だってしっかりと役立つのです。
『定年退職』についてぐりちゃんはこう考える
ぐりちゃん
定年退職をすると自分の価値がなくなったと思ってしまいがち。仕事をして家にお金を入れるという目に見えて明確な役割がなくなった今、自分に価値を見いだしにくいのかも。
あなたはセミかな?セミの抜け殻かな?
私はどちらもあなただと思うんだ。
実体のあるセミとして家庭にお金をいれていたあなた。でもあなたがしていた事はそれだけじゃないはず。あなたが働いていた場所での仕事は必ず世の中の誰かの役に立っていた。
だからね、お金を入れるという明確な役割を終えたセミの抜け殻になっても、あなたは世の中の誰かの役に立つということは続けてもいいんじゃないかな。
長年仕事を続けていった中で、自分が学んだこと、自分が得た知識、経験。あなたには沢山の武器がある。それを使えば、家庭にお金を入れるということ以上の価値があるものを、家族や友人、あなたの周りにいる人、そしてその全てに関わっていく人に提供出来かもしれないよ。
自分の居場所がなくて肩身が狭い思いをしているのなら、まずは人の役に立つことが何か自分に出来ないだろうか?って考えてみよう。自分が変われば相手も変わる。
吾十有五にして学に志す。
三十にして立つ。
四十にして惑はず。
五十にして天命を知る。
六十にして耳順(したが)ふ。
七十にして心の欲する所に従へども、矩(のり)を踰(こ)えず「論語」孔子
孔子は論語の中で、六十歳になると、人の言うことがなんでもすなおに理解できるようになった。七十歳になると、自分のしたいと思うことをそのままやっても、人の道を踏みはずすことがなくなったと言ってたよ。
たとえばね、世の中には沢山話をしたい人がいる。その人たちの相談を聞いて、あなたが得てきた知識や知恵をを活かしてアドバイスするのもいいよね。70歳ぐらいになったら、あなたの積み上げてきた感性で好きに生きてみるのもいい。
それらがきっとあなたの生きがいになるってぐりちゃんは思います。
ぐりちゃん
どんぐり仙人
ぐりちゃん
どんぐり仙人
ぐりちゃん
どんぐり仙人
ぐりちゃん
『定年退職』についてのまとめ
ぐりちゃん
ぐりちゃんはね、あなたの価値は仕事をしてお金をいれることだけにあったわけではないと、どんぐり仙人が教えてくれたと思うんだ。
そしてお金を得ること以上にあなたは仕事を通して沢山の知識などを得てきたんだよと。
若い人たちには出来ない仕事(貢献)があなたには出来る。
どんぐり仙人の句の真意をぐりちゃんは全部わかったわけじゃないし、わからなくなったらまたどんぐり仙人に質問するよ。
もちろん、少したって、これは自分に合わないなってなるかも。そしたらまた別の方法を試せばいいよね。
何を選ぶか、あなたの自由。
ぐりちゃんはどんぐり仙人の俳句を聞き、定年退職後の人生は新たなスタートと思ったから、今日から楽しみです。
少しでも日々の生活が楽しくなったらいいなぁ。
ではでは、『定年退職』について、どんぐり仙人の俳句を紹介させていただきました。悩みとかあったら気軽にコメント残していってねー。